角産のよさは、
自社開発のシステムでもっと活きる。
インタビュー:05
A.Yさん
総務部 システム課2020年中途入社
転職動機は明確で、もっと「ありがとう」を言われる環境で働きたいと考えたからです。前職は金融系のシステム保守。直接システムのユーザーと対面することはなかったため、なかなかやりがいを感じられずにいました。そこで考えたのが、自社で社内システムの開発を行う会社へ転職すること。日々顔を合わせて働く人のために仕事をしたいと思いました。角産には、「かえるメモ」という、業務改善に関する意見を誰でも投じられる仕組みがあります。そこには、「このボタンを変えたら手間が減るかも」「この履歴が見られると便利」など、システムを使う社員から直接意見が寄せられるのです。ユーザーの意見を素早くシステムに反映すると、すぐに使って反響をもらえる。使う人からの「ありがとう」は、自分の大きなモチベーションです。
仕事が突発的に忙しくなることって、ありますよね。システム課でも過去、急な退職者が出て、そのフォローに奔走しました。こんなときはどうしても、出てくる急ぎの課題へ都度対応したくなるもの。しかしそのときは思い切って、突発的な課題よりも、まずは基本業務の見直しに時間をかけました。焦る気持ちをぐっと堪え、基本業務をコツコツ自動化。自動化すると徐々に基本業務の効率が上がり、システム課全体の業務改善に成功したことで、中長期的な生産性アップにもつなげることができました。当時はただがむしゃらに取り組んでいましたが、振り返れば、窮地が私を大きく成長させてくれたと思います。なんとかしようと思えばなんとかできるんだ、というのが私の成功体験。次にピンチが訪れても大丈夫だと思える、自信の礎です。
極端な話、業務のIT化は新しいシステムを導入して、みんなに無理やり使い方を覚えてもらえばできるのかもしれない。しかし、私はそれをしません。無理にIT化したら、今ITに明るくないお客様や社員を見捨てることになるかもしれないからです。人がシステムに合わせるやり方は、角産が大切にしている人間力が活きなくなる。今ある角産のよさを理解し、それを活かすのが、私に期待されることだと思います。だから考えるのは、お客様の、働く人の、少し先の便利を実現すること。FAXしか使わなかったお客様が「これならやってみよう」と少し触りたくなるシステム。作業効率を上げ、みんなが早く帰れるようにするシステム。少しずつ、しかし気づけば大きく変わっているような変化です。そうして、角産らしいシステムをつくっていけたらと考えています。
最近子どもが生まれました
A.Yさんの仕事
仕事内容
社員から寄せられた意見を踏まえて、要件定義→設計→実装→テスト→リリースの流れを数日から数ヶ月かけて行います。社内リリースしたら反響があるので、そこで出た新たな意見をまたシステムに反映。使う人とともにシステムを育てています。
出勤
電車通勤で、通勤時間は約40分。平和台駅から本社まで歩く道のりには、野菜の無人即売所があるなど、オフィス街にはないよさがあります。
社内システムの保守業務
不具合が発生した場合は、早めに対応。プログラムを修正すると思わぬところに影響する場合もあるため、慎重にテストすることが大切です。
昼食
机が汚れないので、お昼はパンが好き。コンビニでソーセージがのったパンをよく買っています。パンを食べつつ、社内ポータルサイトをチェック。
社内システムの開発業務
システムに対する要望は日々寄せられるので、それに応えるべく、開発を行います。外注せず、すべて社内で完結させています。
退勤
最近子どもが生まれ、育児に奮闘中なので、できるだけ早く帰宅。プライベートとのバランスを大事にしています。